シェアハウスになる道筋・・・その3

これまでにも多くの若い人たちが、偶然にも我が家に逗留することになり、それは私にとってもいろいろの体験をさせてもらうことになりました。季節によっても毎日通学する場所によっても、その子の若さ、年齢、そして、男女の違いによっても、それぞれに大変な事もいっぱい体験しながらだったと想像ができます。

それらの多くはなんとか私もカバーができたとしても、一番困るのは学校への道のりでした。ほとんどの子達は母国では車を利用しています。駅までの道のりは徒歩15分、更に満員電車が彼らにとって、大きなハードルであることは確かです。

通常では、通学時間は一時間以内と希望があるのも頷けますが、さて、そんな時、駅までの自転車の無料貸与や駅までの近道を必ず教えたくなる私。だから、これまでも最初の出会いは駅で。最初から道に迷ったり、あるいは見知らぬ道を遠いと感じるところは避けたかった。だから、翌日はまた駅周辺をご案内もしたのです。

その時には駅で、電車の時刻表もお渡しして、急行、特急、停車駅の注意点など説明をするけど、私ができることはこれぐらいだろうか。最終的には学校の方から、この子であれば頑張れる、そんな若くて・・・元気な男子留学生が我が家には集まりました。よく頑張ってくれたと、すべての留学生には感謝もし、皆さんには、ホストファミリーの申し込み、是非ともお近くの学校をとご注意したくなりました。