２、３泊のお客様の場合・・

　

（この部屋に折りたたみベッドが入りました・こちらNo202です）

今回のドイツからの青年たちもそうですが、新米オーナーの私にもわかって来た事があります。それは、特に海外からのお客様の場合、日本にやってきてのち、「東京ではここ、次の大阪ではまた違うところ」というように、滞在場所を決めていく。そして、彼らは我が家の次は？たしか、インドネシアだったような。

日本での住処として選んでいただき、誠に嬉しいことですが、このような場合、そこで期待されることはなんでしょう？それは単に、日本滞在のあいだ、寝泊りできるところがあればいいという明白な事実？私の役目はだから、彼らの部屋とベッドさえ確保できれば良いというわけ。

ある意味、これはとても楽なことでして、彼らがいるあいだ、私は彼らになんの心配もしないで済んだ事を思い出します。そうね、一度だけ、キッチンの器具を揃えてあげただけ。彼らは三人なかよく、毎日元気に出かけていきました。日本滞在がたったの3日間しかなかったのだから。

今、海外では、日本への憧憬とも言える日本語熱がすごいとも聞いています。若い人たちの日本語を学びたい動機の一つには、日本の漫画や原宿のファッションや、あるいは、秋葉原の電気街やらコミックやら。あるいは世界遺産の一つとなった和食についても・・。でも、道すがらの彼らの場合、その気配はなかったなぁ。そんなお客様もありました。

大きな体の３人組がここを去る日の朝、山ほどの荷物を背負った彼らを玄関で見送った私ですが、「そうだわ、写真を」とお願いしたら、３人揃って何回もカメラのシャッターを切ってくれました。あれ～＾、嬉しいことでございます。そして、メール添付ででもと写真をいただくはずが、まだ届かず。彼ら、インドネシアでのダイビング、無事に終えただろうかなどと、そんなことがちょっと気がかりな私です。