日本食には砂糖が多いです?

そんなところに気がつくのは、さすが糖尿病の青年でした。会うそうそうから、自分は糖尿病ですと、自分の状況を説明する姿に心打たれないわけがない。そんなこんなで、まったく知らなかった糖尿病のことを、私も次第に分かってきて・・。

今思えば、もっと早く、もっといろいろ知っていればよかったと残念にも思ったけど、教えられたことが山ほどありました。「糖尿病の原因」から「食べない方がいい食材」、そして、「血糖値をコントロールすることの難しさ」なども。

毎日、朝夕、ほとんど家で食べていた彼ですが、とくに牛肉が好きと言われて、最初は戸惑った私でも、その牛肉、霜降りよりも赤みだけがいいと言われてホッとしたりして。できるだけ、血糖値をあげない食材として、白い食パンや白米、うどんをやめるなどと同時に、野菜を食べろ食べろと毎日、連呼し続けたこともある。ミネラル、ビタミンなどが血糖値をあげない作用があるからでした。

ですが、最後のころ、彼が一言言いました。「日本食には砂糖が多いです」と。あれ?そうなの?ってびっくりしましたが、そう言えば、海外では味付けはハーブなどのスパイスを加える程度だったかも。そして、お醤油がない分、塩分摂りすぎも少ないでしょう。海外の子から教わることは山ほどです。

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写真:ギンナンご飯、豆類はたんぱく質もあるし、ミネラルも豊富。食べさせることができず、残念でした。