若者はきれい好き？

さて、到着の翌朝の食事だけは、わずかでも２階の冷蔵庫に用意をしている事もあり、2階のキッチンでの音がかすかに聞こえてきました。朝の九時すぎ、お客様には嬉しい休暇の始まりです。ポットにお茶を沸かし、トースターでパンを焼き、果物はこの時はりんご。遠慮なく食べてもらってこそ嬉しいものですが、イベントが午後からということもあって、そのあと、10時頃からリビングでのおしゃべりができたのです。

彼がいかに「ももくろ」さんたちが好きなことから、結婚していて、奥様との生活がお互い自由でとてもいいこと。そして、彼女の方も今頃ひとりで好きな旅をしている話なども。それって不思議ですが、知己の友のように話が弾んでしまうのです。ついには私までもが？、己の結婚生活の波乱万丈の話までして・・。Maki's Roomが始まりました。

さて、肝心のシェア部分の使い勝手を聞いたところ、「すごくよかった」とお褒めの言葉をいただきました。その理由は？最近の若者たちはきれい好き。なるほどね、一番はすべてが清潔だったと言うのです。そりゃそうよね、リフォームしたばかりだし、初めてのお客様なのですから。これからも清潔であらねばなりません、お掃除は私の役目になってるから。

こうして、彼は4時を過ぎてから「ももくろ」さんたちに会いに行きましたが、帰宅はいつも9時過ぎです。これが都内だったら、確かに大変。地元でも交通渋滞が起き、電車も超満員の二日間になっていましたもの。そして、このお客様も無事に3日目、Maki's Roomを退去です。短期間ではありましたが、若者との交流が私にたっぷりのお土産をくれました。そしてもちろん、１泊２千円ほどのお家賃もです。