個性的な二人が同時にステイされました

スコットランドのアーミーさんと香港の日本でいずれは仕事をしたい若者とが、70日間の同居生活を始めました。しかも同じ日本語学校で、そして、日本語力は雲泥の差がある二人、しかも年齢もその幅は15歳以上もあったし、体型もそれまでの経験も全く違ったのです。

ですが、お互いに相手を気遣うことで、このお二人は我が家にいるあいだ、実に微笑ましい間柄として、私をほっとさせてもくれました。アーミーさんの方は年上なれど、仕事柄の経験からか、また、もう一人は日本語力があることで余裕があったのか、それは定かではないけど・・・。

このお二人に対して、ホステスの私が一番気を使ったのは食事でした。全く好きなものが違う事、言い換えれば、日本食を好まないひとりとそれが全く気にならない人がいた場合、一体、どんなレシピにすればいいのか、連日迷うばかりの私だったのです。

ですが、それは長年の経験から、すぐさまこんな決定を宣言!3日に一回は味噌汁ではないスープにするわねと。そうなのです、日本に来たというのに、味噌汁が嫌いで、お寿司も嫌い?そんなひとりのために,私はスープの提供を考えねばなりませんでした。ですが・・ありがたいことに、オーストリアのひとりが私に送ってくれたクノールのスープのもと。私を助けてくれるのは、昔我が家にステイした留学生が多いのでした。