別れの日の思い出は

この日は、ドイツからの青年が一足早く、この家を出る前の日でした。時間の都合をつけて、全員が集合。その料理は焼肉とポテトサラダと?何やらいろいろ、とりわけ、ドイツの子ですから、持ち寄ってくれたのがビールと自分が好きだという芋焼酎。そして、送り出す私達もビール。だから、アルコールだけはたっぷりの送別会となりました。

日本語とドイツ語と英語が混じり合って、私の頭の上でごちゃまぜに飛び交いながら、この時のおしゃべりのなんと楽しかったことでしょう。おおい、そんなに大声では近所から言われちゃうなんて、私の声もどこかに飛んで消えちゃうほど。そうして、気がつけば、最後のお赤飯も味噌汁も全部消えてしまいました。

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さて、あすの学校を気にして、ふたりがこの席を立ったあと、ドイツの青年、ついに私に言いました。「トランプしましょう」え、「次は将棋、え、次は囲碁」でも最後はやっぱり、チェスもだって。2時間の間、ルール知らない私を相手に、この青年、本当に楽しそう。「面白いねぇ、ねぇ、マキさん」と。こりゃァ、お酒を少し飲み過ぎか?f:id:makimaki2588:20140722181255j:plain

 

ですが、忘れていないこともありました。「あのですね、これから帰って、ホントはどうなるかがとても心配なのですよ」と。大学の教授の手伝いを続けることができるかどうか、その規則が変わるのだとか。何よりも若い青年たちはみんな、これからのことを考えねばなりません。だからこそ、遊びに来た日本での楽しさだけは覚えておいて欲しいなぁ。とてもいい送別会が終わりました。