自分の食べるものを自分で生み出すことの大切さを

私の大叔父にあたる人で、既に明治維新のころから日本を去り、アメリカフランスなどで生活をしていた人がおりました。この人は仏文学者として、『ファーブル昆虫記』の翻訳などもして海外での暮らしをするに至ったのですが、その始まりはとても大変な暮らしだったと聞いてます。

アメリカに失望して、その後パリに渡ったとき、彼はこんなことを言いました。「自分の食べるものぐらい、自分で生み出す技を持たねばならない」と。そして、彼は知り合いを頼り、農業の手助けをしていたことがあったと、私ののちになって知ったのです。

さて、偶然にも私は10年ほど前から、市民大学という場所で日本の農業についてを知り、更に地元農業の活性化の支援をするようになっていました。今は、その成果がいろいろとみられるようになっていて、そのひとつに私も参加している「

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大豆のトウジバ」として、毎年の大豆栽培をすることがあったのです。

ですから、行きたい人はいつでも一緒にと、前回はサウジの青年が、そして、今回は、やはり、香港の青年が私を助けるためにも同行してくれました。私なんてねぇ、さほどの労力にはなりません。どちらかといえば、お弁当を用意したり、カメラマンの真似をするだけ。でも、今回もまた、土いじりを喜んでくた青年に感謝です。彼らが植えてくれた大豆はすくすくと育っています。

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